OPNDR特定非営利活動法人 神経発達症研究推進機構 OPNDR

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STAFF

あまの たまき

天野 玉記

AMANO TAMAKI

Profile

研究および社会活動の概要

主に心的外傷後ストレス障害(PTSD)に効果のある心理療法EMDR(Eye Movement Desensitization and Reprocessing)の治療メカニズムの研究をしています。自閉スペクトラム症(ASD)の人は特徴的な脳発達により「生活・行動・能力面の特性」があるため、個性的な人や変わった人として見られることが多く、他者から不当な扱いを受けてトラウマを抱えてしまう比率が高くなる傾向にあります。そこで、PTSD治療に効果の高いEMDRをASDのクライエントに安全に実施するためにどのような工夫が必要かを研究し、その方法をEMDRセラピストに普及する活動を行っています。NPO法人で多くのASDの方々へのEMDRを施行することで知見を集積し、PTSDで苦しむ多くのASDの方々が安心して治療を受けることができるように研究を続けていきたいと思っております。

キーワード

心的外傷後ストレス障害(PTSD)、心理療法EMDR、自閉スペクトラム症(ASD)、認知症、脳神経学、近赤外線分光法(NIRS)

略歴

学歴
2007年 兵庫教育大学・学校教育研究科・臨床心理コース修士課程修了
2014年 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻博士後期課程研究指導認定退学

職歴
2008年 兵庫県立大学大学院緑環境景観マネジメント研究科専任講師
    (兵庫県立淡路景観園芸学校園芸療法課程講師 兼務)
2013年 社会福祉法人清章福祉会 特別養護老人ホーム清住園施設長(現職)

学位・資格・受賞など

学位
2007年 修士(教育学)兵庫教育大学より授与
2017年 博士(人間健康科学)京都大学より授与

資格
2010年 臨床心理士
2010年 EMDRセラピスト
2019年 公認心理師

受賞歴
2011年 日本ペインクリニック学会2010年症例部門 優秀論文賞

代表的な業績

天野玉記(2017): 自閉スペクトラム症のクライエントをどのように鑑別し、どのようにプランニングするか, EMDR研究 9-1, pp23-29 

Amano, T., & Toichi, M. (2016). Possible neural mechanisms of psychotherapy for trauma-related symptoms: Cerebral responses to the neuropsychological treatment of post-traumatic stress disorder model individuals. Scientific Reports, 6, 34610.
(トラウマ関連症状に対する心理療法の神経学的機序:心的外傷後ストレス障害モデルの神経心理学的治療に対する脳の反応)

Amano, T., & Toichi, M. (2016). The role of alternating bilateral stimulation in establishing positive cognition in EMDR therapy: A multi-channel near-infrared spectroscopy study. PLOS One, 11(10), e0162735.
(EMDR療法での肯定的認知の構築における左右交互刺激の役割:多チャンネル近赤外線分光法を用いた研究)

Amano, T., & Toichi, M. (2014). Effectiveness of On-the-spot-EMDR method for the treatment of behavioral symptoms in patients with severe dementia.,Journal of EMDR Practice and Research, 8(2), 50-65.
(重度認知症者の行動・心理症状(周辺症状)をEMDR療法で効果的に改善する技術の開発)

Amano, T., Seiyama, A., & Toichi, M. (2013). The activity of the brain cortex measured by near-infrared spectroscopy (NIRS) during a session of phantom limb pain (PLP) protocol of eye movement desensitization and reprocessing (EMDR),Journal of EMDR Practice and Research, 7(3), 144-153.
(心理療法EMDRのプロトコルの1つである「幻肢痛治療プロトコル(PLPプロトコル)」で痛みの緩和治療を実施したセッション中の脳血流動態を近赤外線分光法(NIRS)を用いて測定した研究)

その他の活動

2013年 社会福祉法人清章福祉会 理事
2015年 日本EMDR学会 理事
2018年 国際EMDR学会 学術論文査読委員

REPORTレポート

オンラインシンポジウム開催のお知らせ(受付終了)「自閉スペクトラム症のある女性について〜男性とどのよ うに違うのか〜」受付締め切りました。

『自閉スペクトラム症のある女性について〜男性とどのように違うのか〜』 【日時】2021年8月7日(土) 13:30~17:00 【会場】オンライン開催(Zoomミーティング) 自閉スペクトラム症(autism spect…続きを読む

申し込み受付終了:【Web開催】2020年11月14日(土​)自閉スペクトラム症と社会的トラブル シンポジウムのご案内

2020年11月14日(土)に熊上崇先生(和光大学),上宮愛先生(立命館大学),山本彩先生(札幌学院大学)をお招きして、オンラインシンポジウム「自閉スペクトラム症と社会的トラブル」を開催いたします. 自閉スペクトラム症(…続きを読む

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