With コロナ 〜ストレスを和らげる暮らしのヒント〜
コロナウィルス感染禍においては、誰もが不安を感じ、新たな生活を手探りで模索している状態ではないかと思います。
現在の生活は不便なことが多いと思いますが、少しでも快適に、より過ごしやすい暮らしを見つけるお手伝いができればと思い、
国内外の機関が発信している情報の中からわかりやすく書かれているものをリストアップしました。
暮らしに役立つ情報が見つかると幸いです。
※それぞれの見出しからリンク先に移動できます。
お子様の保護者向け
コロナ感染禍において、子どもをサポートする上で重要な8つの方針が示されています。
安心を与える、勇気付ける、まずは大人が落ち着いて・・・
子どもを見守るご家族、学校の先生方、支援者、全ての方に読んで頂きたい内容です。
(国際児童青年精神医学会(International Association for Child and Adolescent Psychiatry and Allied Professions: IACAPAP)作成、山口有紗訳。原題:“REMEMBER”: Surviving the Pandemic with your Children!)
行動制限や学校再開によって子どもにどのようなストレス反応がおきるか、保護者や子どもと関わる大人がどのように子どものストレスに対処すればよいか年齢別に書かれています。また、親御さん御自身のストレスのケアやリラクゼーション法についても書かれています。
コロナウィルスと感染予防法について、子どもにもわかりやすいように書かれています。
コロナウィルスやっつけるぞ作戦等、イラストや言葉にもお子さんが興味を持てる工夫があり、お子様(小学生程度)へ、コロナウィルスについて説明する際に便利です。
(藤田医科大学感染症科作成)
コロナウィルス感染禍において、子どもたちが心身の健康を保つためにどのようなストレス対処すればいいかを、ワークシート形式で学ぶことができます。子どもが取り組みやすいイラストと文章です。現在の状況に不安を感じているお子さんと一緒に取り組んでみるのも良いと思います。
子育て中の方を対象にストレスマネジメントの方法や子供への接し方について書かれています。
(日本小児科学会/日本子ども虐待防止学会/日本子ども虐待医学会)
障害をもつお子様の保護者向け
コロナウィルス感染禍において自閉症の人たちを支援する際に大切にするべき7つの視点が紹介されています(現在の状況等の理解についてサポートする、表現の機会を提供する、対処と落ち着くためのスキル等)。さらに、Q&A方式で生活場面で起こり得る問題について補足的な情報も提供されていて、とてもわかりやすいです。
「不確実な時に自閉症の人たちを支援するということ」(ノースカロライナ大学のフランクポーターグラハム児童発達機関の自閉症チーム作成、川崎医療福祉大学諏訪先生ら翻訳
大阪大学大学院 連合小児発達学研究科 子どものこころの分子統御機構研究センター
「新型コロナウイルス(COVID-19)流行期に障がいをもつお子さんをケアする方へのアドバイス」
障害のあるお子さんを持つ保護者を対象に保護者のセルフケアと子どものストレスへの対処法について書かれていますが、障害の有無に関係なく広くあてはまる内容です。
(米国心理学会 American Psychological Association(APA)作成、災害対策委員 田中恭子・小平雅基、北里大学大学院 高田美希訳。原題:Advice for caregivers of children with disabilities in the era of COVID-19)
「新型コロナウィルス感染症(COVID-19)に関する情報 −強迫症やその関連症がある方々のために−」
強迫症やその関連症を抱える人や症状のあるお子さんをもつ保護者の方向けに新型コロナウイルス感染症の流行への対応方法について書かれています。(OCD-Japan作成)