OPNDR特定非営利活動法人 神経発達症研究推進機構 OPNDR

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OPNDRの社会的活動について

2020.6.12

投稿者:魚野 翔太

 

OPNDRでは、医療、教育、行政、司法をはじめ各領域の支援関係者を対象に、発達症に関する研修行事や最新の情報提供を目指した講演会を定期的に行い、人材育成の促進を応援します。さらに、医療、教育、行政、司法との連携を推進する連絡会、一般市民向けの公開講演会やウェブページでの解説記事を通じて神経発達症についての正しい情報を発信します。

 

1. 研修会の開催

発達症を持つ子どもが最初に社会不適応を起こしやすい時期に関わる小学校の教員を対象とした研修会を行います。発達症の臨床と研究の専門家であり、児童精神科医、臨床心理士、公認心理師の資格を持つ講師がエビデンスと具体的なケースについて講義します。また、その講義に基づいて講演者と参加者が一緒に議論を行うことで、発達症についての理解を深めます。

 

2. 一般向けの情報発信

本ウェブページで発達症に関する育て、教育、医学、就労支援、司法的対応など様々な情報を提供します。発達症の特徴やストレスへの対処方法、医療・行政サービスを受けるために知っておいた方が良いことになどについて専門家が解説します。また、大学や医療機関ではどのような研究が行われているのかについて簡単に解説します。

 

3. 専門家や学生向けの研究会の開催

現在注目を集めている発達症研究の重要なテーマを選び、第一線で活躍する専門家を招いて公開シンポジウムを開催します。講師陣に最新の知見を持ち寄ってもらい、機構メンバーや共同研究先機関の研究者を交えて議論することで、これまでの知見を統合し、神経発達症の研究の新たな課題を見出します。

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