OPNDR特定非営利活動法人 神経発達症研究推進機構 OPNDR

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STAFF

うおの しょうた

魚野 翔太

UONO SHOTA

Profile

研究および社会活動の概要

自閉症スペクトラム症の社会認知機能について心理学・神経科学研究をしています。特に、共同注意や表情認知といったその場のコミュニケーションや発達において重要な役割を果たす機能にどのような問題があるかとその神経基盤を明らかにする研究を行ってきました。最近は、定型発達者とその他の障害を持つ人も含めた社会認知機能の個人差とその発達を説明することのできる基礎的な機能は何かということに焦点を当てて研究を行っています。これらの研究を通じて、社会的な面での困難さを引き起こすメカニズムを明らかにしたいと考えています。

キーワード

自閉スペクトラム症、統合失調症スペクトラム、視線認知、共同注意、表情認知、自己認知、多感覚統合、時間分解能、認知神経科学

略歴

学歴
2006年 上智大学文学部心理学科卒業
2008年 京都大学大学院教育学研究科教育科学専攻修士課程修了
2011年 京都大学大学院教育学研究科教育科学専攻博士後期課程修了

職歴
2008年 日本学術振興会特別研究員(DC1)
2011年 日本学術振興会特別研究員(PD)
2014年 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻発達障害支援医学講座 特定助教
2017年 京都大学大学院医学研究科人間健康科学系専攻発達障害支援医学講座 特定准教授
2019年 特定非営利活動法人神経発達症研究推進機構 主任研究員
2020年 国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所知的・発達障害研究部 知的障害研究室長

学位・資格・受賞など

学位
2011年 博士(教育学)京都大学より授与

受賞歴
2011年 International Meeting for Autism Research Student Travel Awards
2018年 公益社団法人日本心理学会学術大会優秀発表賞
2019年 公益社団法人日本心理学会学術大会特別優秀発表賞

代表的な業績

Kawakami, S., Uono, S., Otsuka, S., Zhao, S., & Toichi, M. (2020). Everything has its time: Narrow temporal windows are associated with high levels of autistic traits via weaknesses in multisensory integration. Journal of Autism and Developmental Disorders, 50, 1561–1571.(視聴覚統合のための狭い時間窓は多感覚統合の弱さを通じて自閉症特性の強さと関連する)

Sato, W.*, & Uono, S.* (2019). The atypical social brain network in autism: Advances in structural and functional MRI studies. Current Opinion in Neurology, 32, 4, 617-621. *Equal contributors (自閉スペクトラム症の非定型な社会脳ネットワーク:構造及び機能的MRI研究の進展についての総説論文)

Zhao, S., Uono, S., Yoshimura, S., & Toichi, M. (2018). A functional but atypical self: Influence of self-relevant processing on the gaze cueing effect in autism spectrum disorder. Autism Research, 11, 11, 1522-1531.(自閉スペクトラム症における視線手掛かり効果への自己関連処理の影響)

Uono, S., Sato, W. & Toichi, M. (2013). Common and unique impairments in facial-expression recognition in pervasive developmental disorder-not otherwise specified and Asperger's disorder. Research in Autism Spectrum Disorders, 7, 2, 361-368.(自閉スペクトラム障害のサブグループにおける表情認識の障害の共通性と特異性)

Uono, S., Sato, W., & Toichi, M. (2010). Brief report: Representational momentum for dynamic facial expressions in pervasive developmental disorder. Journal of Autism and Developmental Disorders, 40, 3, 371-377.(広汎性発達障害における表情の知覚は定型発達者と同様に動きによって促進される)

Uono, S., Sato, W., & Toichi, M. (2009). Dynamic fearful gaze does not enhance attention orienting in individuals with Asperger's disorder. Brain and Cognition, 71, 3, 229-233.(アスペルガー障害では恐怖表情の視線による注意シフトの促進効果が生じない)

その他の活動

ゲスト講義:自閉スペクトラム症の社会認知機能.「発達障がいを理解する~対応から理解へ~」(同志社大学).2019年11月18・25日.

特別講演:自閉スペクトラム症の社会認知機能.第10回自閉症学研究会(京都大学).2020年1月25日.

文部科学省課題解決型高度医療人材養成プログラム「発達症への介入による国民的健康課題の解決」(京都大学)講師.2020年4月~

シンポジウム企画:From Sensory to Social? -自閉スペクトラム症を持つ人の感覚の特徴と社会認知機能の関わり-(オンライン).2020年7月5日.

REPORTレポート

OPNDRの社会的活動について

  OPNDRでは、医療、教育、行政、司法をはじめ各領域の支援関係者を対象に、発達症に関する研修行事や最新の情報提供を目指した講演会を定期的に行い、人材育成の促進を応援します。さらに、医療、教育、行政、司法との…続きを読む

OPNDRの研究活動について

  OPNDRでは、多種多様な分野・対象の研究があるなか、発達症をもつ人の支援を考える上で、重要なヒントあるいはエビデンスとなる研究を推進し、実践に役立てることを目指します。外部の第一線の研究者にご協力頂きなが…続きを読む

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